今度はひたすら南へ向かう鉄道旅行 3日目
三連休は今日で終わりですから、今日中には神戸まで帰らないといけません。体調もままならない状態ですが、とりあえずさらに先へと進んでいきたいと思ってます。ホテルを出て駅に向かうのですが、やっぱり寒いです。九州までやってきたのに、この寒さとは・・・食欲もあまりわかないので、駅のコンビニでヴィダーインゼリーと暖かいカフェオレとカイロを買ってきました。これでなんとか暖をとって行きたいと思ってます。今日最初の電車は八代行きの普通電車です。この電車、八代方面から4両編成でやってきて、熊本で2つに分割し2両はこのまま大牟田方面に、2両は折り返しの八代行きとなります。その電車に乗って出発しました。車内から辺りを見回しても曇り空で田んぼばかりの風景。その中に建設中の九州新幹線の高架が見えました。今回はドアから遠い席でじっとしながらやり過ごしてなんとか八代駅に到着となりました。八代から先は3つルートがあります。1つは新幹線に乗るルート、1つはJRの肥薩線に乗るルート。そしてもう一つは第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に乗るルートです。肥薩線回りだと青春18きっぷで行けるのですが、途中の乗り継ぎが困難で鹿児島到着時にはすでに日没後となっている予想です。それ以外のルートだとお金が発生するのですが、ゆっくりのんびり行こうかということで肥薩おれんじ鉄道で行くことにしました。幸い、青春18きっぷユーザーのための「おれんじ18フリーきっぷ」というのがあったので、これを買うことにしました。
とは言っても、肥薩おれんじ鉄道の列車までは1時間ちょっとの時間があるので、あたりの散策でも、と思ったのですが、あまりの寒さにあっさり挫折してしまいました。駅前には九州でNo.1との呼び声高い名物駅弁「鮎屋三代」を作っているお店もありましたが、見る限り今日はお休みのようです。暖かい待合室で待つこと1時間。ようやく目的の快速列車がやってきたので乗り込みました。肥薩おれんじ鉄道は九州新幹線の新八代~鹿児島中央間が開業した際にJRから経営分離された区間で、もともとは同じ鹿児島本線の一部でした。熊本県と鹿児島県の県境近辺の輸送量が少ないところで営業しているため、使用されている車体はディーゼル車の1両編成です。これで満員にならないんだから、まあ仕方ないでしょう。ただ第三セクターへ経営移管されたために需要喚起策にはいろいろとがんばっているようです。中でも列車に乗っているときにアナウンスで車窓の案内をするなど以前のJR時代ではなかったことです。そのアナウンスで出てきた不知火湾は列車のすぐ横が海になっている絶景ではありますが、いかんせん天気が悪いので波が高いこと、高いこと。しばらく車窓を楽しんだ後、少し居眠りしていたら列車は終点の出水駅に到着となりました。
快速列車は出水駅までですので、この先へ行くために後続の列車を待つ必要があります。駅構内の写真を撮ってたら、保線のオッサンがやってきていろいろと話をしてくれました。中でも今この駅に留置してあるイベント列車の写真を撮りなさいとやたらに薦めてくるのでとりあえず撮りましたが。その後、これからどうするか、と聞かれて出水といったら鶴がやってくるので見に行こうかと思ってると伝えると、駅前のバスに乗るように言われました。が、このバスが次にくるのが1時間後。外は大雪の様子で待つのはかなりつらそうです。さらに出水駅から鶴の飛来地まではバスで20分以上の距離。歩くにも遠すぎるし、タクシー使ったらいくらになるかわかったもんじゃありませんので、とりあえずは新幹線駅のところにあった鶴の模型で我慢することにしました。再び肥薩おれんじ鉄道のホームに戻るとちょうど次の川内行き列車が来てたので乗り込みました。こちらも同じく1両編成でした。ただ今回は次の駅から学生さんがそれなりに乗り込んできたので、まあ一応は機能しているんだな、と実感できました。この日は朝から寒かったのですがここへ来て雪が降り出してきました。よほど珍しいのか、学生さんはおおはしゃぎでした。まあ積もることはないのでしょうが、鹿児島まで来て雪が見れるとは思ってもいませんでした。その学生さんたちも阿久根駅で降りていき、また別の学生さんがやってきてしばらくの後に列車は終点の川内駅に到着となりました。
川内駅からは再びJRの鹿児島本線になりますので、青春18きっぷが使えるようになります。次の電車を待つ間、駅を出てみますとなにやらいいにおいがしてきました。しょう油を焼いたような香ばしいにおいです。近寄ってみると、「ちんこだんご」と書いてました。なんやら怪しげな名称ですが、一応は川内の名物だそうで。名前の由来は諸説あるらしく、一つは米の「新粉」を使っているからだとか、一つは「ちっこいだんご」をこちらでは「ちんかだんご」というからだとか。いただいてみますと、シンプルにだんごのしょう油味でした。おいしかったです。再び駅に戻りやってきた電車に乗って鹿児島中央駅へ向かいました。このあたりともなると山の中に町がちょっとあるのの繰り返しになるのですが、最後に鹿児島中央駅の観覧車が見えてきて終点に到着となります。いやあ、長かったですがようやく鹿児島までやってこれました。今回の鉄道での移動はここまでにして、あとは鹿児島市内を見て回ってから帰ろうと思います。まずは荷物をロッカーに入れて市電に乗って昼ご飯をいただきに天文館へ向かいましょう。
朝に比べると体調は少し戻ってきたみたいで、なんとかご飯は食べられそうです。鹿児島まできたのですが、ちょっと軽めにラーメンだけをいただくことにしました。行ったお店は「こむらさき」。こちらでチャーシュー麺をオーダーしました。一応、薩摩黒豚のチャーシューだからいいかな。こちらのお店、麺がなかなか独特でラーメンというよりかはそうめんに近い食感なんですね。さらにトンコツスープもあっさりしてて、今の体調にはいい感じです。おいしくいただきました。ごちそうさまでした。その後、市内をブラブラ歩き回りました。時折小雨というか小雪が舞う中でひたすら歩き続けて、まずは定番の西郷隆盛像のところへ行きました。鹿児島といったらやっぱり西郷どんってところでしょうか。続いて歩いていると、ちょうどいいタイミングでバスが着たので乗り込み、行った先はドルフィンポートという商業施設です。ドルフィンポートとは鹿児島港に面したところにある商業施設で、おみやげ物やさんやレストランなどがあります。今ならちょうど篤姫にちなんでの展示もやっているようです。ここへ来た理由はただ一つ。ここから見える桜島を見に来たかったのです。鹿児島=桜島ってのが僕の中で決まっているみたいで、どうも桜島を見ないと来た気になれないんですね。今回も上の方は雲で隠れてましたが、無事ここまで到着できたことを報告して参りました。
簡単ですが、一通り見るもの見たので、帰りの飛行機に乗るために鹿児島空港へ向かうことにしました。鹿児島中央駅に戻り、荷物を取りだしてから空港行きのシャトルバスに乗りました。空港へは17時過ぎに着いたのですが、鹿児島空港はまだ日没前でした。この時刻だと東京とか神戸とかはもうすでにあたり真っ暗なのに。さすがは鹿児島ってところでしょうか。空港に着いてもまだまだ飛行機まで時間はありますので、まずは空港近くにある西郷公園へ行ってみました。ここには日本一大きな西郷隆盛像があるので、それを見てきました。確かにでかいなあ。いつも高速バスで通過するときには背中しか見えなかったので、ようやくご対面できました。続いて、空港へ戻り、空港併設の足湯「おやっとさあ」を楽しんできました。寒くて寒くて仕方なかった今日一日、ようやく暖まることができた気がします。しかし空港にある足湯が天然温泉なんて、うらやましいですわ、本当に。その後、展望ラウンジに行ってからチケットを受け取り売店めぐりをしてきました。折角鹿児島まで来たのですから、定番のさつま揚げと芋焼酎を買っておきました。これでしばらく家でも鹿児島気分を味わえるかな。買い物を終えて、搭乗手続きの保安検査場へ行きますが、見事なまでの長蛇の列でかなりびっくりしました。確かに、今日の大阪行きの便はことごとく満席でしたから混雑もわからなくないですが。アナウンスを聞いていると、中部国際空港は強風だとかで、到着地が関西もしくは羽田になる可能性があるだとか、日本各地どこもかしこも大荒れだったんですね。
搭乗ゲートで待ってると、使用機材の影響とかで出発が少々遅れはしましたが、無事に出発となりました。今回の飛行機はボーイングの737で100人くらいの小さめの飛行機でした。そのせいなのか、はたまた折からの天気のせいなのか、よく揺れました。そんな中で機内放送の落語や漫才を聴いてましたが、ちょうどこれからナイツの漫才が始まるかというときにもう着陸準備に入ったという放送が入りました。ナイツの漫才を聞きながら飛行機は無事着陸。飛行時間わずかに50分というこの近さにあらためてびっくりしました。着陸してからはポートライナーとJRを乗り継ぎ、着陸後30分後には神戸駅に到着しておりました。神戸空港は本当に便利でいいですね。その後、スーパーで風邪対策のしょうが湯を買って家路に着き、さきほどからしょうが湯をいただいております。
さてさて、今回は南へ向かって鉄道旅行を繰り広げました。予想以上の寒さに体調も崩してしまいましたが、今後としては出かける前にはちゃんと天気をチェックしていかないといけないな、と思いました。
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