B級グルメな旅2007秋・東海編 2日目
今日の予定はほとんど何も決めてなかったのですが、ホテルのフロント横にこんな情報が出てました。なんでもこの週末は名古屋の秋を彩る最大の祭り「名古屋まつり」なるものがあるそうです。たまたま来たときにこういったイベントがあるのはいい感じなので、行ってみようかと思います。とはいえ、まずは腹ごしらえとして朝ご飯に行ったのは喫茶店「コメダ珈琲店」です。名古屋の朝は喫茶店のモーニングサービスが充実していますので、こちらではブレンドコーヒーのみを注文すると、トーストとゆで卵までついてきます。朝ご飯としては十分なサービスでしょう。朝ご飯のパンを食べながら今日の予定を考え、まずはその「名古屋まつり」を見るべく名古屋城へ向かうことにしたいと思います。とはいっても実は名古屋城ってどの辺にあるのかも知らないので、まずはそこから調査。地下鉄で市役所駅が最寄だそうなので、まずはその市役所駅に向かいます。
市役所駅を降りて地上に出ると、なぜか前の大通りが交通規制されてて車両通行禁止になっていました。市役所の建物前には観覧席まで設けられてます。もしかして、ここが会場?とか思いつつそのあたりで立ち止まっていると、向こうからドンチャンと囃子の音が聞こえてきます。早速そちらに向かうと、なんと山車がいますね。山車はゆっくり大通りの方に向かっていってます。おそらくさっきの観覧席前がメイン会場なんだろうと、再び戻り場所を陣取りました。なお、観覧席自体は有料なので、その下の歩道で見てましたが。すると、山車が次々やってきます。さらに山車は止まると10人くらいの男の人が棒を握り前輪を持ち上げて回転して観覧席に正面が見えるように向きを変えました。この回転作業に会場から拍手が沸きます。回転を終えておろすときの衝撃を見てると結構な重さなのがわかります。いかにもお祭り、といった感じですね。その後、市長さんによる開会宣言があって、ハトが放たれて本日の名古屋まつりがスタートと相成りました。この山車はその後繁華街の栄に向かって動いていきました。
山車を見送ってからはせっかくの機会なので名古屋城を見に行くことにしました。市役所のちょうどはす向かいにあるのが名古屋城です。今日は名古屋まつりということもあって、入館料が無料だったりします。ちょっとラッキーだったかも。入り口を入ると二の丸庭園がありますが、このあたりは軽く眺めて表門へ行きます。門の手前にはお堀があるのですが、水はなく代わりに鹿が放たれていました。とはいっても数頭いたくらいですが。鹿を遠目にみつつ門を入ると、菊人形が飾られていました。これはちょっと微妙な感じ。どんどん中へ進むと本丸御殿跡があります。ここは跡地というだけあって、石が並んでいるくらいの場所なのですが、いまここの本丸御殿を復旧しようという動きがあるらしく、あちこちにポスターが張ってありました。でも、ここからやっと天守閣が見えるのですが、この名古屋城の天守閣が実にきれいですばらしかったです。屋根のシャチホコってあんなに大きかったんですね。びっくりしました。無料開放ついでに天守閣にも上ってきました。結構な大きさなので階段で上るのはつらいなあ、と思ってましたが、お城の内部はかなり近代化かれてて、エレベータまでついてました。昨日の郡上八幡城に比べてかなり雰囲気はそがれるものがありますが、ほのかに筋肉痛な身としてはちょっとありがたかったかも。天守閣からの眺めは周りがガラスに囲まれてたせいもあって、ちょっと見えにくかったですね。その辺はちょっと残念でしたが、無料開放なのだからあまり贅沢言ってはいけません。
名古屋城から戻るころにはちょうどお昼時だったので、ご飯にしましょう。地下鉄に乗って矢場町へ行き、そこから歩いてきました。今回来たのは「矢場とん」というお店。ここは「味噌カツ」のお店です。結構有名なお店だというのと、お昼時だというのが相まって、かなりな行列ができてました。およそ30人ほど待っていたでしょうか。いやだなあ、と思いつつもせっかくなので並んでみることにしました。すると、5分もしないうちに1人で来ている客は中のカウンターに入ることができました。超ラッキー。あっさり中に入ることができ、早速お目当ての「みそかつ丼」を注文しました。普通のみそかつは別盛りで出てくるのですが、丼ですから当然ご飯の上にかつがのっててさらには味噌ダレがご飯にまでかかっています。食べて気づいたのですが、確かにカツに味噌ダレの部分はうまいんですよ。でもね、それを中和するためのものが何一つないんですよね、この丼。別盛りだったらキャベツとかご飯とかで中和できるんですが・・・まあおいしかったのはおいしかったですよ。大盛りにしたらちょっとしつこい感じかな。
ご飯を食べて満足してから腹ごなしを兼ねて栄まで歩いていくことにしました。というのも、その途中の大通り、大津通りもまた車両進入禁止になっているので、何かがやってくるのでは、と思ったからです。しばらく歩いていると、聞いたことあるような囃子が聞こえてきました。待っていると、さっき見た山車が歩いてやってきました。ってことは、あの市役所前からここまでこれだけ時間かけて歩いてきたってこと?まあ実際は途中で演舞とかやっているはずなので、そんなことはないでしょうが。栄の交差点ではまた人だかりができてます。さらには地下街への入り口まで封鎖されててなんだろうと思ってみると、今度は子供みこしをやってました。子供たちが自分たちで作ったと思われるおみこしを担いでいました。何かのアニメキャラだったり、何かのマスコットだったり、名鉄電車の形したものもあったりとバラエティに富んだおみこしでした。さらに先へ行こうと思っていると、再び通りが封鎖されてます。今度は友好都市の来賓さんやらがオープンカーに乗って登場するパレードになりました。鼓笛隊に先導されてオープンカーが通過していきますが、中にはオープンカーの中から栄の街の風景を写真に収める方もいて、パレードっぽくなかったです。パレードが信号のせいで途中止められることもあるのですが、そんな中でも一輪車隊は足を地面に付けることなく止まっているのは見ててすごいな、と思いました。
しばし僕自身が休憩したのちに再び同じ場所に戻ると、今度は戦国武将が連なる行列に出くわしました。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のそれぞれが関連する人物たちと隊をつくり並んで歩いていきます。馬なんか本物だったりするし、みんな甲冑に身を包み歩いていきます。みんなそれぞれにノボリをつけて、自分が何者かをアピールしているのがちょっとおもしろいかも。そして、それぞれの武将(信長、秀吉、家康)は扱いが特別で札とともに登場します。中でも秀吉、家康は車でできた台の上に立ち登場。それぞれの奥方も同じように登場。周りを見ると、どうやら職場の同僚の方と思われる方が写真を撮ったりしてますから、それほどかたっ苦しい行列ではないようです。足軽隊もアドリブ利かせて周囲の子供に攻撃仕掛けてたりしましたしね。このパレードが終わると祭りも終わり。ということで、僕もそろそろ名古屋を後にすることにしました。立ちっぱなしだったので、結構疲れたなあ。とりあえず次の目的地に向かうため、名古屋駅から中央線の電車で多治見へ向かいました。車内では思いっきり眠ってましたので、外の風景はあまり見れませんでした。ちょっと残念。
多治見からは太多線のディーゼル車に乗り、美濃太田に向かいます。美濃太田からは高山線で鵜沼駅まで行きました。よくよく考えると、名古屋から名鉄電車で新鵜沼まで1本でこれるのに、わざわざ遠回りしたことになりますが、折角のJR全線乗り放題なので、こういった使い方もアリということで。鵜沼駅からちょっとお散歩で犬山へ向かいます。新鵜沼駅と犬山遊園駅との間にはかつて「犬山橋」という道路橋を電車が走る珍しい橋があったのですが、新たに道路専用橋を作ってこの両者を分離したそうなので、見に行ってみました。新たにできた橋には「ツインブリッジ」という愛称もつけられてました。そして、以前の犬山橋はすっかり鉄道専用になっておりました。道路専用の方を渡り犬山市へ。橋は木曽川にかかっていまして、橋から見える犬山城もきれいに見えました。ほんの短い区間でしたが、歩いて岐阜県と愛知県の県境を越えたことになります。意外にあっさりした感じでしたね。ここから再び岐阜県の方に電車で戻りますが、かつてこの2駅間は電車と自動車が一緒に走る橋だったため、電車側にかなりの速度制限がかかりゆっくりゆっくり渡ってましたが、今はあっという間に新鵜沼駅に着くことができます。これもこのツインブリッジの効果なのでしょう。
再び電車に乗り、各務原市の苧ヶ瀬という駅まで行きました。こちらが今回の旅の最後の目的地です。とはいってもあたりは普通に民家が連なるいわゆる住宅地。手持ちの情報だけを頼りにやってきたのは、「JyuJyuHouse大栗」というお店。いわゆる焼肉屋さんでした。この各務原市では今「各務原キムチ」というものを売り出ししています。これまた先日のB-1グランプリにも登場していました。各務原は韓国の春川市と友好関係にあるため、その影響からキムチを町おこしの名産物としているそうです。特徴といってもはっきりしたものがなく、各務原特産品のニンジンと春川特産品の松の実を使用することくらい。味付けはお店しだい、ということです。キムチをいただくにあたり、どこで食べられるかと考えたところ真っ先に焼肉屋さんが思い浮かんだので、このお店に来ました。店にも「各務原キムチ」のノボリが出ていましたよ。で、いただいたのは普通にロースとミノとビールとご飯、それとキムチです。お肉は普通においしくいただきましたがメインはあくまでもキムチ。いただいてみると、白菜の甘さが表立っているためか、あまり辛さを感じませんでした。僕的にはかなりおいしいキムチだったと思います。辛いの苦手なので。で、思ったのですが、なかなかキムチを売りにするといってもその売り込み方は難しいですよね。日本で言えば漬物にあたるわけなので、どうやって今後アピールしていくのかが課題ではないでしょうか。
食事を済ませて再び苧ヶ瀬駅に戻るのですが、すでにあたりは真っ暗で、さらには明かりもあまりない場所なので、ちょっと歩くのは大変でしたが、幸い(?)細い割りには車通りが多い道だったので、なんとかたどり着くことができました。苧ヶ瀬駅から隣の名電各務原駅まで行って、その向かいにあるJRの各務ヶ原駅からふたたび鉄道の日記念きっぷで岐阜駅へ行きます。そして岐阜から米原行きの新快速、米原で姫路行きの新快速と乗り継ぎあっという間に神戸の自宅に帰ってきました。道中ずーっと寝てたので、今晩寝付けるかどうかが心配です。
さてさて、今回は岐阜・愛知に言って、B級グルメを堪能してまいりましたが、同時にお城めぐりの旅にもなってしまいました。昨日の郡上八幡城での登坂が効いてまだ足が痛いです。運動不足を実感させられた旅だったと思います。なんとかせねば・・・
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