2007年春・新しい駅を訪ねて(後編) 4日目
今日はいよいよ帰らないといけない日です。しかも今日でこの春にできた新しい駅の最後の1つを訪問します。ワクワクドキドキな1日ですよ。朝はまず仙台駅に行って朝ご飯に軽くそばでも、と思いつつ、駅構内を歩いていると、駅弁屋さんがありました。仙台駅は駅弁激戦区なので、種類も豊富な上にユニークなお弁当もたくさんあります。中でも目を引くのはやはり牛タン弁当。紐を引くと一気にあったまる、以前に食べたアレです。この時点では朝ご飯はおそばではなく牛タン弁当に傾きました。さらに駅構内を歩くと新幹線乗り場横に「仙台牛たん通り」があります。ほとんどが開店前であるなか、一軒だけ開いてる店があります。中を覗き込んでみると、なんと朝っぱらから牛タン定食食べてるではないですか。この時点で朝ご飯はこの牛タン定食に決定です(笑)。このお店は「伊達の牛タン」です。朝8時からやってて、さすがにメニューは限られますが、定番メニューの「芯たん定食」は食べることができます。朝からこの柔らかい牛タンにありつけて、ありがたいことです。とってもおいしかったですよ。
芯たん定食で元気いっぱい、今日も頑張って行きましょう。まず最初の目的地、またこの旅最後の目的地は「太子堂」駅です。仙台駅からわずか2つめにできました。降り立ってびっくりしたのが、仙台駅からこの近さなのに「何もない」駅前。それもそのはず、今となりの長町駅から太子堂駅にかけて大規模な再開発をしているみたいなのです。その証拠にショベルカーをよく見かけることができます。一方の駅の反対側には新幹線の高架があってそのむこうは住宅街が広がってます。マンションの名前をみると、どうやら地下鉄の駅が近いみたいで、今回の太子堂駅開業は地下鉄の乗客にも少なからず影響を与えそうです。この駅は今後の駅前再開発が成長のカギといえるのではないでしょうか。
東北福祉大前駅や太子堂駅が開業した同じ日に新しい路線が仙台に開業しました。それが「仙台空港アクセス鉄道」です。名前の通り、仙台空港にアクセスするための路線で、JRではないため青春18きっぷでは乗れないのですが、せっかく近所まで来たんだから行ってみましょう。仙台空港行きの電車はほとんどが仙台から出てまして名取までは東北線を走ります。そのため、太子堂駅からも乗ることができます。仙台空港行き電車はそこそこの乗客ですが、ほとんどがアクセス線の「杜せきのした」駅で降りて行きました。ここは駅前に巨大なショッピングモールがあるため、そこへの買い物客ではないかと思われます。杜せきのした駅を出るとひたすら田んぼの中を走ります。そしてついに仙台空港に到着、駐機場に留まっている飛行機が見えました。仙台空港に来たのは実は初めてでして、当初は神戸空港や新潟空港くらいの大きさと思ってましたが意外に大きくてびっくりです。やはり東北最大の都市は違いますね。せっかくなので空港内を散策しますと、修学旅行に行く学生さん集団がいました。飛行機で修学旅行なんてうらやましすぎるぞ。3階には展望スペースがあって、ちょうどJALの飛行機が離陸するところでした。いいタイミング。その後はお土産屋さんを見て回り、帰り道で食べられるように笹蒲鉾を4個バラで買いました。やはり仙台の玄関と呼べるのはJR仙台駅なのかな、と思えるくらいのお土産屋さんの規模でした。この後は再び電車に乗って名取に向かいます。このあたりで雨がパラパラと降り始めてきましたよ。
名取から東北線の快速福島行きがいいタイミングでやってきました。早速乗り込んだのですが、微妙に混雑してます。しばらくは立ったままでガマンです。快速電車は船岡駅を出発したところで減速運転し始めました。その後に車内アナウンスで、「この期間、沿線の一目千本桜が見られるため、減速して運転します」とのこと。なかなか洒落たことしてくれますな。ただ当の桜はまだつぼみでしたが。来週あたりにはさぞやきれいに咲いてくれることでしょう。福島にて黒磯行きに乗り継ぎます。かなりなトントン拍子で調子いいですな。ただ唯一の問題点はこの黒磯行き、ロングシートなんです。約2時間の長丁場なのに…。しかもこの車両、ドアはボタンで開閉するタイプでなおかつ座席には暖房が入っている様子。そのため暑い暑い。途中の郡山で10分近く停車することになったので車外にでると、風が強くて寒い寒い。こりゃ暖房が必要だな、と納得です。郡山での待ち時間を利用して軽く昼ご飯。この先しばらくはご飯にありつけそうもないので。駅のホームでいつも通りに天玉そばですが、寒い中食べるのはまたいい感じですよ。
郡山から先はただひたすら南下を続けます。途中黒磯と宇都宮で乗り換えて湘南新宿ラインを進みます。時間的に今日は東京から新幹線で帰ろうと思い、東京で何か食べていこうと考えました。そして来たのが池袋。前回来たときには東池袋の大勝軒に行ったのですが、もう閉店してしまったので、他のノレン分け店に行きました。今回行ったのは「大勝軒七福」というお店です。ここは東池袋大勝軒のノレン分け店である「七福神」という店の支店にあたります。頼んだのはやはりもりそば、しかもチャーシュー入り。東池袋大勝軒と比べると違いはあるものの、ここもやはりおいしい。つけダレがちょっと甘めでしたが、それもまたよかったのではないかと思います。ご飯食べたら池袋駅に戻って新幹線のきっぷを買おうとみどりの窓口にいくと、えらい行列ができてました。さすがは東京といったところでしょうか…なんて感心してる場合じゃないんだけど。窓口はえらい行列ですが、自動券売機はちょっとの行列なので、そちらに並んで無事きっぷを買いました。まあ、みた感じ今日の新幹線はガラガラっぽそうでしたから、何も問題ないでしょう。
池袋から東京駅まで山手線で行きました。乗り換えいらない分ラクですからね。比較的すいていて、珍しく席に座ることさえできました。東京駅にてビールを買い込み、いざ新幹線のぞみ号へ。車内は本当にすいていて、品川を出るころにやっと40%くらいの乗車率といったところでした。車内ではさきほど買ったビールに加えて、これまで買い込んでおいた笹蒲鉾をつまみにして飲んだ後、ひたすらに寝てきました。新大阪行きだったので、終着まで乗っていたのですが、少々寝足りないかな?といった感じ。新大阪からはいつもの快速電車に乗り換えて、神戸の自宅まで無事戻ってまいりました。 さてさて、今回は新しくできた駅のうち、仙台地区にある駅を訪問するという名目で、あちらこちらでおいしいものを食べたり、足湯につかってリラックスしたりしてきました。東北地方はまだ桜がこれから、ということもあって日本列島の長さを再認識させてくれる旅だったと思います。また次の旅行をお楽しみに。
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